令和6年2月27日の施行をもって、もがりの森【幸手市・久喜市 直葬ホール】開業後100件目のお手伝いとなりました。
これまで御支援いただいた近隣の御寺様をはじめ、先行きもわからぬなか御付き合いいただいている取引会社の方々、そして、こんなに小さな式場にもかかわらず弊社にお葬式を御依頼いただいた皆様、心より感謝申し上げます。
これからも皆様に応援していただける葬儀社を目指して邁進していく所存です。
さて、ちょうど100件を迎えたということで、弊社で施行させていただいた御葬式の行い方の割合を計算してみました。こちらです。
通夜告別式(仏式等) 6件
一日葬 (仏式等) 53件
火葬式 (無宗教でお別れ式) 17件
直葬 (火葬のみ) 24件
ちょうど100件ですので 件数=割合なのですが、一日葬が半数以上を占める結果となりました。
通夜告別式が少ないのは当社が家族葬専門ということが大きいですし、そもそもプランが一日葬前提ということもあるでしょう。
火葬式(無宗教でお別れ式)が意外に少ないなという印象を受けたのですが、菩提寺があるご家庭が多いという実情や、御葬式には御坊さんがいて当たり前という考えが価値観としてあるのだと思います。
私たちが御家族の方々と御葬式について打合せをしていると、この【御葬式には御坊さんがいる】という価値観が世代によって大きく変わっていることを強く感じます。(もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが)
60、70代以上の方ですと幼少期から供養の形を目にしていて、お坊さんとの距離が近くに感じているようです。
家族が亡くなれば自宅に枕経に来てくれる。お盆に自宅にきて御経を上げてくれる。ありがたい戒名を頂けることが故人の供養に繋がる。そんな感覚ではないかと思います。
対して40代前後より下の世代になってくるとその距離感がとても遠くになり【御坊さん呼ばなきゃダメですか?】【戒名って必要なんですか?】【無宗教で御葬式を行いたいのですが?】なんて意見が出やすくなります。
実際、そういった価値観の違いから「いざ御葬式」となったときに、御家族の間で初めてその価値観の違いに気づき、行い方を決めるのに少し時間がかかったりもします。
こういった現状を感じる身からすると、今後は無宗教で行う御葬式がまだまだ増えていくのではないか?そんな風に感じるわけです。
【菩提寺がない・特定の宗教を信仰もしていない】という方々は、少しこのことを覚えておいていただいて、もし御葬式を迎えそうになったときは「御葬式にお坊さんをお呼びするか」だけでも話し合っておくと良いかもしれませんね。やり直しのきかない大切な式典ですのでご家族間での意識の共有をお勧め致します
【追記】
御依頼いただいた御葬家の住所地の割合は以下のとおりでした。
幸手市 51%
久喜市 42%
その他 7%